2013年8月20日(火)、千葉市緑区の緑保健福祉センターで、ちばエコチルママの会・講演会「子どものアレルギーについて」を開催しました

講演前に、まずはちょっとリラックス♪ ということで、今回は、短い手遊びから始めましたyamamotopng


この日の講演会の講師は、千葉大学大学院医学研究院小児病態学准教授・小児科医の下条直樹先生です。IMG_6564


「子どものアレルギー 乳幼児アトピー性皮膚炎・食物アレルギーを中心に」
というテーマで、プロジェクターを使って様々なデータを紹介しながら、アレルギーについてじっくりとお話していただきました。
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この日のお話の中から、1点だけ紹介させていただきますと…、
アレルギーの予防や、症状を抑えるためには、私たちのお腹の中の腸内細菌がとても重要な役割をしているのだそうです。
しかし、除菌・抗菌グッズなどを使い過ぎたり、抗生物質を乱用すると、健康のために大切な腸内の善玉菌まで、どんどん殺してしまうそうなのです。
ばい菌から子どもを守りたいのは当然の親心
ですが、清潔志向も行き過ぎるとあだとなってしまうわけですから、気をつけたいですね


ちなみに、ちばエコチルママの会では、途中で飽きてしまったお子様が遊べるように、毎回、会場の一画にジョイントマットを敷いてキッズスペースを用意しています。
この日も、前半はこんな感じだったのが…、1

後半は、お子ちゃまたちで大賑わい2

最後に設けた質問タイムでは、お母様たちが次から次へと積極的に質問され、下條先生も、その一つひとつに丁寧に回答してくださいました。

ご参加いただいたお母様の感想と、お写真を紹介させていただきます♪
(※ご本人のご了解を得た上で掲載しています)

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小林 由起子さん たまみちゃん
私は元々、健康や医療の研究に興味があったため、今日は色々と勉強できて楽しめました。以前からモヤモヤ疑問に思っていたことなども、専門家の先生に直接質問できて、スッキリしました。エコチル調査に参加したことで、未来の環境づくりに役立てたら嬉しいですし、これからもエコチル調査の研究成果を教えていただけることを楽しみにしています。



※環境省のエコチル調査ホームページの中の 「おしえて、エコチル先生!」というコーナーで、
 この日の講師の下条先生がアレルギーについて語っています。
 よろしければ、そちらもご覧くださいませ。
コラム「おしえて、エコチル先生!(第8回)」
-千葉大学大学院医学研究院 下条直樹先生- [PDF:186KB