20161123()、木更津市民会館にて、千葉大学予防医学センター第25回市民講座「エコチル調査と発達障害について」を開催しました。
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月というのに真冬並みの冷え込みとなり(翌日、関東地方は54年ぶりの11月の降雪に!)、あいにくの天候だったにも関わらず、50名近くの方々がご来場くださいました。

ご来場の皆様、誠に有難うございました!

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今回、発達障害を取り上げての市民講座を開催するに至ったのは、最近のニュースレター「ちばエコチル調査つうしん」でのアンケートで、発達障害についての情報を求める声が多かったことがきっかけでした。

千葉ユニットセンターの森センター長による開会あいさつ



山本緑特任助教による講演「エコチル調査でわかってきたこと」

 

メインプログラムの講師としてお招きした橋本先生は、これまで数多くの発達障害のお子さんや高次脳機能障害の方の診療に関わってこられた、この分野での第一人者です。

■橋本圭司先生

はしもとクリニック経堂 院長

国立成育医療研究センター リハビリテーション科医員

NPO法人高次脳機能障害支援ネット 理事長

発達を支える子どものリハビリテーションー発達障害・高次脳機能障害への対応法ー」と題し、子どもの発達が気になった時、今日・明日からできることについて、時に楽しいジョークも交えながら、具体的にお話しいただきました。
たいへん中身の濃い素晴らしいご講演内容だっただけに、熱心にメモをとりながら聴講されている方が多くみられ、最後の質疑応答でも活発に質問が寄せられました。

一つひとつの質問に、とても真摯にご回答いただきました。

さらには、「都合がつかず橋本先生のご講演を聴くことができずに残念だった。また開催して欲しい」といった声も多数いただいております。

そこで、来年2月末発行予定のニュースレター「ちばエコチル調査つうしん Vol.10」において、今回のご講演内容を橋本先生ご自身にまとめていただいた記事を掲載させていただくこととなりました。

ニュースレター「ちばエコチル調査つうしん」は、エコチル参加者様以外の方にもご覧いただけるよう、毎号、ちばエコチル調査のホームページにアップロードしています。楽しみにお待ちいただければ幸いです。
http://cpms.chiba-u.jp/kodomo/

千葉ユニットセンターでは、子育てに奮闘する方々のお役に立てるよう、これからも様々な形での情報発信に努めてまいります。
今後とも、エコチル調査にご協力いただきますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます!