さる6月12日(水)、鴨川市のかんぽの宿で、「ミニ講演会『乳幼児の身体の発達とケア』&親子で遊ぼう!」を開催いたしました
お陰様で、ここのところイベントは毎回、大盛況!
この日はあいにくの雨だったにもかかわらず、一人の欠席者もなく、たくさんのママとお子様が集まってくださいました。
イベント前半は、ミニ講演会。
乳幼児の育児で心がけることについてなど、伺いました。
講師は、千葉大学予防医学センターの特任研究員でもある、保健師の関澄枝さん。
(関さんは、いすみ市のもりかわ医院で、ちばエコチル調査のリサーチコーディネーターも担当しています)
お話の中から、少し紹介させていただきますと…。
離乳食を始めたら、アレルギー予防として
○できるだけ食事内容を変える。(同じ食材ばかり食べさせない)
○食べるものには、必ず熱を加える。
○たんぱく質は、順番に、様子をみながら。
(米、野菜からスタート → 魚、肉、卵、乳製品 → 大豆、小麦)
※卵や乳製品は、1歳を過ぎてからでも遅くない。
生後9ヶ月くらいになって、歯が生え始めたら
歯磨きは、必ずお母様がしてあげて。
(歯ブラシをお子様に持たせっぱなしにすると、事故につながるおそれがあるため)
フッ素塗布は、ブクブクうがいができる2歳頃から。
講演会後の質問タイムでは、アットホームムードの中、お母様方が、次々と熱心に質問されていました。
ざっくばらんで楽しいキャラの関講師 ママたちも、気軽に質問しやすかったようです
イベント後半は、「親子で遊ぼう!」のコーナー。
「館山市元気な広場」スタッフの古橋博子さんと鷹巣菜穂さんに、わらべうたと手遊びを教わりました。
わらべうたを歌ってくださった鷹巣さんは、小さなクマのぬいぐるみを一つもってご登場。
鷹巣さんがわらべうたを歌いだすと、赤ちゃんたちまで一斉に耳を傾け、ザワついていた会場が一挙に静かに…。
鷹巣さんの澄んだ歌声だけが会場に響きわたる、なんとも不思議な時間が流れました。
より刺激的な音や映像で子どもの興味をひこうとしがちなデジタル社会の中で、わらべうたのもつ、素朴で不思議な魅力をかいまみたひと時でした
手遊びもいくつか教えていただいたので、その中から一つ、掲載させていただきますネ
お子さんと向き合って、スキンシップをはかりながら遊ぶ手遊びです。
「めんめん、すーすー」
1、「めん・めん」と言いながら、お子様の目の近くを2回さわる。
2、「すーすー」と言いながら、お子様の鼻筋を2回なでる。
3、「けむしし」と言いながら、お子様のまゆ毛を2回なでる。
4、「きくらげ」と言いながら、お子様の耳たぶを2回つまむ。
5、「チュッ!」と言いながら、お子様のくちびるをさわる。
最後の「チュッ」のところで、お子さんたちが大いに盛り上がっていました
※赤ちゃんが自分の顔を指差しながら遊ぶ場合、「めんめん」のところで目の中に指を入れたりすることがないよう、ご注意くださいませ。
小さなお子さんたちは、テレビより何より、大好きなママと一緒に遊べることが一番嬉しいんですよね
ご参加いただいたママたちのコメントも、紹介させていただきます。
高梨紗弥子さん▼
「育児情報誌なども読んではいるんですが、こういう場で、専門家の方のお話を直接聞けるというのは、全然違いますね。説得力があって、色々と安心できました。
以前、他のイベントにも参加したことがあり、そこで初めて会った人と、とても良いお友達になれたんですヨ。エコチル調査に参加して、本当に良かったです」
吉本江梨子さん▼
「うちの子はまだ3ヵ月なので、手遊びなどは早いかなと思っていたんですが、実際にやってみるととても喜んでいました。言葉の意味はわからなくても、楽しんでくれるものなんですね。わらべ歌が始まると、子どもたちがシーンと静かになったのにも驚きました。
講演会で教わったことや手遊びを活かして、これからの子育てを楽しんでいきたいです」
「館山市元気な広場」スタッフより、わらべうたのご案内
2013年6月24日(月)10:00~(20分程度) 館山市元気な広場にて
2013年7月12日(金)10:30~11:30 館山市図書館集会室にて