2013年7月5日(金)、いすみ市の大原文化センターで、ちばエコチルママの会・子育て講演会「豊かな心をはぐくむ子育て」を開催いたしました

お話を聞かせていただいたのは、毎回、子育てについての深イ~イ話でママたちのハートを癒してくださる、千葉大学 子どものこころの発達研究センター特任講師の松本有貴先生です。
今回も、プロジェクターやDVDを使いながら、わかりやすくお話してくださいました。
ブログ写真加工用ピンク小花枠

松本先生のご講演のポイントは、「前向き子育て」。
そして、「“レジリエンス”の高い子どもを育てる」ということです。

この“レジリエンス”って、聞きなれない言葉ですよね。
どういう意味かというと、逆境や困難に出会ったときに、その状況に適応しながら、乗り越えていく力のことだそうです

親としては、可愛い子どもに、辛い思いや苦しい体験はなるべくさせたくない。
とはいえ、大なり小なりの困難や苦難は避けて通れないのがこの世の中。
ですから、周囲の人たちと支えあいながら、たくましく、できるだけ楽しく生きていくためには、「レジリエンスの高い子に育てる」ということは最重要課題かも と思いました。
  (あぁ、うちの息子が育ちあがっちゃう前に、このお話を聞いておきたかったー)

ちなみに、このレジリエンスを育てるためには、ユーモアも大切なのだそうです。
なるほど~、だから松本先生のお話には、随所にお笑いポイントがあるのかナ。
この日教わった具体的な子育てスキルで、ママたち自身のレジリエンスも高まったとしたら、スタッフとして嬉しい限りです

それでは今回も、ご参加いただいたお母様たちのご感想を紹介させていただきます
(※ご感想とお写真は、ご本人のご了解を得た上で掲載しています)

鶴岡和美さん

turuoka
「この子は4人目の子で、上に3人も子どもがいるもので、毎日ついついガミガミと怒ってばかりになっています。でも、今日のお話を聞いて、こちらの怒りがエスカレートしてしまうと、子どももイライラがエスカレートしてしまうんだなと反省。忙しい中でも、今日教わった『褒めることの大切さ』を忘れず、具体的な言葉で上手に褒めてあげながら、子どもとの関係をより良くしていきたい思います」



苅米英理子さん

karikome
「うちの子は1歳を過ぎて、自我が芽生え始めた時期。欲しい物があってグズるようなことが、どんどん増えてくる時期ですから、そういった時の対処のコツなど、具体的に教えていただけてとても良かったです。途中、子どもがあきてウロウロしだした時も、スタッフの方が相手をしてくださって助かりました。他のママたちとおしゃべりできる機会もなかなか無いので、今日は本当に楽しかったです」

 
次回のエコチルママの会は、
8月20日(火)、千葉市の緑保健福祉センターにて、 
子育て講演会「子どものアレルギー」
講師:下条直樹(千葉大学大学院医学研究院小児病態学 准教授)
です。
皆様のご参加をお待ちしております。